ライズオブキングダム（ライキン、ROK）では、王国単位で1つのサーバーとなっています。移民とは、このサーバーを移る行為となります。
なお、本記事は2021年12月9日時点の情報です。仕様は変更される可能性があるので、不安な点はサポートに問い合わせるすることをお勧めします。
ライキンで移民するメリット
好きなイベントを繰り返せる
ライキンでは様々なイベントが開催されていますが、中でも最大のものが、KvK（Kingdom vs Kingdom）と呼ばれる王国対抗の戦いです。
KvKには1次KvK（kvk1）、2次KvK（kvk2）、3次KvK（kvk3）・・・と種類があり、それぞれルールが異なっています。
この開催時期はサーバーが稼働し始めてから何日くらいというのが大体決まっています。そこで、自分のいるサーバーよりも稼働が後のサーバー（新しいサーバー）に移民すれば、「延々とkvk2を繰り返す」といったことが可能となります。
また、ルーレットやカードキングといったイベントも同様に、大体何日目というのが決まっており、どのサーバーも同じ順番で来ます。なので、こちらもサーバーを移動することで何度も繰り返すことが可能です。
単純に周りよりも有利になる
元のサーバーよりも新しいサーバーに行くと、そのサーバーでゲームを初めてプレイヤーよりもプレイ期間が長くなります。結果として、周りよりも有利にゲームが進めやすくなると思います。同じスタートラインだと、無課金が重課金に並ぶことはまず不可能ですが、プレイ時間に差があればそれも不可能ではなくなります。
このゲームは毎日アイテムがボーナスでもらえるので、プレイ日数の長さは強さに直結しやすいと思います。
王国の雰囲気の変化
言語
サーバーによって、プレイヤーが韓国人が中心のところ、日本人が中心のところと様々です。王国チャットではあらゆるプレイヤーが発言をしていますが、自国語のプレイヤーが多いサーバーだと内容が追いやすいでしょう。
王国ルールの違い
各王国で、王国称号の与え方や、キルイベント（プレイヤー同士が戦ってポイントを稼ぐイベント）などにルールがあります。このルールが王国によって違うので、自分に合ったルールの王国に入れると、それだけストレスなくゲームが楽しめるでしょう。
ライキンで移民する方法
パスポートを準備する
移民することが決まったら、まずはパスポートを用意する必要があります。戦力によって必要な枚数が変わるので、1枚で良いだろうと思って高をくくっていると痛い目をみることになります。
ライキンの移民で必要なパスポートの枚数
戦力に応じて下記の通りの枚数パスポートが必要です。
～1000万：1枚
～1500万：2枚
～2000万：3枚
～2500万：4枚
～3000万：6枚
～3500万：9枚
～4000万：12枚
～4500万：15枚
～5000万：20枚
～5500万：25枚
～6000万：30枚
～6500万：35枚
～7000万：40枚
～7500万：45枚
～8000万：50枚
～8500万：55枚
～9000万：60枚
～9500万：65枚
～1億：70枚
それ以上：75枚
戦力500万ごとに、最初は1枚ずつだったのが、2枚ずつ、3枚ずつと増えていき5枚ずつになります。上限が75枚で、戦力が1億を超えると以後は変わらなくなります。
パスポートの入手方法
パスポートは、同盟ショップで60万同盟個人ポイントを使って購入することができます（同盟ショップに置くために10万同盟ポイントが必要です）。課金（美しき新世界）して入手することも可能ですが、課金しないで済ませたい場合、早めに準備を始める必要があります。
同盟個人ポイントは同盟支援、同盟建物の建設（同盟資源ポイントも含む）に参加する以外に、エセルフレッドの彫像を同盟回収に出すことで得られます。同盟支援で得られるのが1日最大1万ポイント、建設で得られるのが1日最大2万ポイントで、遠征で得られるエセルフレッド彫像は1個あたり5千ポイントです。同盟支援Max、建設Maxかつ彫像3個を費やせば、1日あたり4万5千ポイントを稼ぐことが可能な計算になります。
自分が所属する同盟でパスポートを購入するのが難しいケースもあると思います。その場合、「誰でも加入できる」の設定になっている同盟を巡ってみてください。
同盟に所属している場合、同盟メニューで
設定タブの同盟リストから確認できます。
このとき、加入した先の同盟員が全員非アクティブだと、自動的に自分が盟主になります（盟主譲渡のお知らせが届きます）。盟主が7日間以上ログインしないと、自動的に他の同盟員（ランクが高い同盟員が優先）に盟主資格が移る仕様になっているためです。
自分が盟主になれたら、同盟ショップで
同盟在庫からパスポートを補充することができます。
勝手に人の同盟ポイントを使うことになるので気が引けますが、使われていないポイントの有効利用だと思って許してもらいましょう（あくまで最後の手段で、本来は元々の所属同盟でパスポートを購入させてもらうのが一番だと思います）。
これをやるためには、同盟ポイントがある程度溜まっていて、かつ同盟員が非アクティブな同盟を見つける必要があります。
総督情報のランキングから
同盟戦力のランキングを開き、
戦力が高すぎず、低すぎずの同盟を狙うとよいでしょう。特に、盟主の名前が「Governor〇〇〇」となっている同盟は非アクティブの可能性が高いです。
資源を減らす
移民の際には、資源の量が倉庫の保管量を超えていない必要がありますが、資源を余分に持っている場合は移民時に放棄できるので過剰に心配する必要はありません（※）。
とはいえ、無駄にするよりは同盟員に援助したり、自分で消費した方がよいと思います。
金貨は装備を作って消費することが可能です。必要な装備なら無駄にもならず良いですよね。
他の資源について、建設や研究が完了していないのであれば、それらに使えば無駄になりません。
次項で説明するように、戦力を減らすために病院に多量の兵士を入れている場合には、治療を開始してしまうのも手です（仮に移民前に治療が完了しても、病院をタップして兵士を戻さないようにしてください←せっかく減らした戦力が上がってしまいます）。
※以前は資源を放棄する機能がなかったので、資源の量を調節するのにとても苦労しました。特に、初心者移転を行う場合には政庁レベルを7で止めないといけません。資源援助ができるのは政庁レベル10からなので、兵士の訓練をキャンセルするなどして地道に資源を減らしていました・・・（石材は特に大変でした）。
戦力を減らす（必要に応じて）
戦力を減らす意味
戦力を減らす意味は2つあります。
まず、一つは多くの王国が、移民してくる総督の戦力を2500万以下に設定しています。そのため、戦力が2500万を超えている場合は、移民先の王国と交渉して一時的に制限を解除してもらうか、自分の戦力を下げる必要があります。
もう一つは、必要なパスポート数を減らすという意味合いです。パスポートの必要枚数は戦力500万毎に増えていく（1枚ずつではなく指数関数的に）ので、わざと戦力を落として枚数を節約するのも一つの手です。
戦力を減らす方法
戦力を減らすには、兵士を開放してしまう方法がありますが、これだとかけた資源と時間が無駄になってしまいます。
そこで、病院の収容人数を超えない程度に、重傷者を出すという方法があります。
野蛮人と戦ってコツコツと重傷者を増やしていっても良いのですが、効率的に進めるには、一時的に同盟を抜けるなどして、部隊をわざと他の同盟員に攻撃してもらいます。その際、できるだけ弱い指揮官にしておけば、相手に無駄な重傷者を出さなくて済みます。
これを行うことで、病院に収容した兵士の分だけ戦力を下げることができます。
また、わずかな変化ですが装備を外すことでも戦力を下げることができます。
その他
その他、部隊を派遣中でないこと、同盟に所属していないことなど細々としたものがありますが、これらはすぐに解消できるのであまり問題にはならないでしょう。
初心者移民の制約
初心者移民を使った移民には3つ、大きな注意点があります。
まず、政庁レベルを8以上に上げてはいけないということ。8になると初心者移民のアイテムが回収されてしまうので、7で止めなければなりません。
初心者移民を行う目的の多くは、先にできたサーバーでできるだけ都市を成長させておいて、後からできたサーバーに移転して周りよりも優位に立つというものだと思います。必死に都市を成長させていると、ついついレベル8に上げてしまいたくなるので気をつけましょう（実際これで失敗した方を何人か見たことがあります）。
次に、ある王国に対して初心者移民できる人数には制限があるということです（具体的な人数は不明）。新しくできてから2日ほどの王国で、すでにこの制約によって移転できないものがありました。
上限に達してしまった王国で移民条件の？マークをタップすると「初心者移転を使用して移転した総督がまだ上限に達していません」が赤字で表示されます（初心者移転と書かれていますが、初心者移民の間違いであるとサポートに確認済みです）。こうなると、パスポートでしか移民ができません。
別の王国からの初心者移民でスタートダッシュを狙うなら、移転先の王国ができたらすぐに移転する必要があります。
最後に、2つ以上のキャラクターがいる王国に対しては初心者移民ができません。
なお、通常のパスポートによる移民はこの制限はないので、何キャラクターでも移民させることが可能です。移民時のただし書きでも、初心者移民のときにあった記述は見られません。
まとめ
ライキンで移民するには戦力に応じてパスポートが必要で、戦力が大きくなるほどその枚数が多くなります。
それだけの労力がかかるのですが、移民先では周囲よりも有利な状態でイベントに参加できたり、移民を繰り返すことで好きなイベントに繰り返し参加できたりと、移民することで生まれる楽しみもあります。
